パチンコ狂いの両親、膨大な家の借金、時給700円の皿洗いの日々…が、藁をもつかむ思いで取り組んだネットビジネスで、4ヶ月後にまさかの月収100万超え。僕も呆然。家族も呆然。就職する必要もなくなり、20代にして自由な日々に突入中。

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香港旅行中にサラリーマンの年収分稼ぐ

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田舎での生活の無為と孤独に耐えかね、
両親を説得してついに東京に移住した。
同じ起業家の友人たちと共同で下北沢に事務所を借りた。

事務所を構えるというのはなかなか楽しい経験で、
建物を探したり、家具を搬入したりしている間、
僕は子供の頃に作った秘密基地のことを思い出していた。

やたらと高い塀に周囲を囲われた、
刑務所か要塞のようなマンションの一室を借りた。
近辺は高級住宅街らしく、あちこちにベンツやらBMWやらが止まっていた。


友人たちもインターネットで起業して稼いでいたから、
僕に負けず劣らず自由人だった。

僕たちは仕事そっちのけで事務所を遊び場に改造した。
プロジェクターを導入し、友人たちを呼んで大画面で映画を1日5本見たり、
Wiiのマリオカートをやったり、サッカー観戦をしたりした。

パソコン一台あればできる仕事なので、
必ずしも事務所に行く必要はなかったけれども、
楽しかったので毎日のように事務所に顔を出した。

下北沢は飲食店が豊富なので、
夜になれば友人たちと美味しいものを食べ歩いた。

長い田舎暮らしで貧弱だった僕の舌はたちまち肥え、
僕のiPhoneは人気グルメブログを運営できそうなくらい
美味しそうな料理の写真で埋まった。
世の中にはうまいものがたくさんあるのだなと思った。


引っ越してから数ヶ月経った頃、
事務所のメンバーで海外旅行しようという案が出た。

ちょうど新商品の発売を控えているメンバーがいたので、
どうせなら海外旅行しながら旅費を稼いでしまおうと盛り上がり、
僕も便乗して海外から新商品をアフィリエイトしてみることにした。

行き先はインターネットが安定していそうな近場ということで、香港に決まった。


朝7時15分に成田空港に集合。
前日に成田空港の近くのホテルを予約していたが、
電車に乗り遅れ、途中の駅のネットカフェで一泊した。

ネットカフェのパソコンで新商品を案内する記事を1時間ほどかけて書き、
メルマガの送信ボタンを押した。
そのあと漫画を1〜2冊読んですぐに寝た。

朝起きたて携帯を見たら、
売上発生を知らせるメールが怒涛のように届いていて、
数時間で50万円くらい売上が発生していた。

海外旅行中に旅費を稼ぐ企画のはずが、
出発前に旅費を回収してしまい、とんだ企画倒れだと僕は思った。
友人たちにも苦笑された。

仕方ないので海外旅行中にどこまで売上を伸ばせるかという企画に変更した。


といっても主目的は旅行を楽しむことだから、
日中は一切仕事らしいことは全然しなかった。

オープントップバスに乗って香港の街並みをドライブしたり・・・
繁華街で剣を呑み込む坊主のパフォーマンスを見守ったり・・・
海上クルーズで夜景を見ながら食事や音楽を楽しんだり・・・
ガラクタばかり売っている市場を練り歩いたり・・・
世界で4番目に高いビルの展望台に登ったり・・・
香港ディズニーランドで中国人たちの猛烈な列の割り込みに圧倒されたり・・・



夜ホテルに帰って、寝る前に友人と少し仕事をした。
インターネットは問題なく使えたので、友人の商品販売もスムーズだった。

僕の携帯は昼夜問わず商品が売れたことを知らせるメールでぶんぶん震え、
僕も頻繁にチェックするのですぐ電池が切れてしまった。

気が大きくなって友人たちに高級中華を振る舞った。
握りこぶしくらいある牡蠣を食べたり、
鳥の足入りの気持ち悪いスープを飲んだりした。

あっという間の3泊4日だった。


帰国後、友人たちと新宿のカフェに入って売上を計算した。

3泊4日で458万円の利益だった。

海外旅行しながら、ホテルから記事を数通書いただけで、
世のサラリーマンの年収分くらい稼いでしまった。
ああ、海外でも余裕で暮らしていけるなと思った。
友人も商品がたくさん売れて喜んでいた。

海外から帰国したからといって、翌日からの予定も特になかった。
旅行の疲れを癒すためにしばらくゴロゴロしていた。

僕はいよいよ妙な世界へ足を踏み入れてしまった。
こんな生き方は、両親にも、サラリーマンをやっている友人たちにも、
絶対に理解されないだろう。

しかし、僕は多分、それまでの人生で一番楽しい日々だと感じていた。



はじめに
第1部「僕の人生から就職が消えた」
第2部「月収200万円の憂鬱」
第3部「起業に興味のない起業家」
第4部「燃え上がる家、没落の父」
第5部「麗しき労働の日々」
第6部「地獄のような労働との遭遇」
第7部「労働、この恐るべきもの」
第8部「システムの隅っこにあいた風穴」
第9部「僕はアフィリエイトで生きていこうと思った」
第10部「100万円という札束」
第11部「資本主義のてっぺんらへん」
第12部「香港旅行中にサラリーマンの年収分稼ぐ」
第13部「手に入れた自由な人生」


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著者プロフィール

だいぽんプロフィール画像

名前: だいぽん

小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、極貧の家庭に育つ。

2009年、バイトで溜めた学費を親にパチンコで使い込まれ大学を休学。
空いた時間を利用してアフィリエイトを始めたところ、4ヶ月目で月収100万を達成してしまい愕然。 家族も呆然。
まったく興味がないのに節税で法人化までする羽目に。

その後収益の自動化が完了し、お金のために働く必要がなくなってからは、趣味の音楽、小説、旅行に没頭する毎日。

2015年3月に個人で電子書籍を2冊出版し、Amazon電子書籍ベストセラーランキングの有料本・無料本カテゴリそれぞれで、2冊同時にW1位を獲得する(恐らくAmazon史上初)。

20歳。時給720円の皿洗いの日々
22歳。PC1台でネットビジネスに挑戦
23歳。半年で月収100万突破してビビる
27歳。1人で年商1億円
28歳。お金のために働く必要がなくなる
29歳。電子書籍出版。Amazon1位をとる
30歳。放置で年商3億円。趣味に生きてる


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