星のや富士でグランピングしてきました
先日山梨県の河口湖に行ってきました。
河口湖はバーベキューなどをしに去年も行ったのですが、
今回の目的は最近オープンしたばかりの「星のや富士」です。
星のや富士はグランピングをテーマにしたリゾートホテルです。
グランピングとはグラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語で、
キャンプならではの自然とのふれあいを楽しみながら、
高級ホテル並みの快適さやサービスを受けられるキャンピングスタイルのことです。
普通のリゾートホテルとは一味違った体験ができそうなことや、
もともと星のやのコンセプトが好きなこともあったので、今回2泊ほどしました。
レセプション(受付)はこんな感じ。
壁にかかっているカバンたちの中から、好きなものを一つ選ぶことができます。
カバンの中身は水筒、シート、ブランケット、おやつ、双眼鏡、ヘッドライトなど。
これを担いで森の中を自由に散策することができます。
なかなか面白い演出ですね。
ところが…。
あいにくこの日の天気はこんな感じ。
さすが山梨…。
完全に来るタイミングを間違えたような気がしなくもない。
当然富士山とかもまったく見えません。
森の中は膝まで埋まる雪で散策どころでもありません。
とりあえず客室のキャビンへジープへ移動。
キャビンはこんな感じ。
積み上げられたコンテナみたいなのの一つ一つがキャビンです。
この中の一つに案内されました。
室内はこんな感じ。
部屋のテラスからの風景。
キャンプがテーマなので、過剰な装飾などはなく、シンプルな作りです。
全体で2室しかない薪ストーブが置いてある部屋を選びました。
自分で薪を放り込んでガンガン火を焚きます。
マシュマロと棒が置いてあって、炙って食べることもできます。
程よくとろけておいしいのですが、油断するとすぐ焦げます。
注文はしませんでしたが、薪ストーブ部屋専用のルームサービスもあり、
薪ストーブの上で作るチーズフォンデュやシチューなどもいただけるようです。
薪ストーブの火をスロー動画で撮るとなかなかいい感じでした。
この日は雪に閉じ込められて散策することもできませんでした。
しかし面白いように雪が積もっていたので、時間を忘れて雪で遊んでいました。
関東はあまり降らないので新鮮ですね。
雪だるまなんて何年ぶりに作ったことか…。
雪かきしてるスタッフさんに褒められました。
階段で滑って豪快にこけるスタッフさんも見かけました。
その後は移動の疲れもあったので、
部屋でのんびりしていることにしました。
雪のおかげで物音一つないシンとした世界で、
薪の爆ぜるパチパチした音だけが響きます。
薪ストーブの前でぶらぶら前後に揺れる椅子に座っていると、
なんだか北欧あたりの編み物をしているおばあちゃんになった気分になります。
晩御飯はメインのレストランにて。
富士桜高原のヴァイツェンで乾杯。
山梨名物ほうとうのパスタ。
地元の猟師の滝口さんが獲ったばかりの鹿肉のステーキ。
柔らかくて臭みもなく絶品。
果実のスープ。
富士山を模したデザートのケーキ。
自分で自由にデザインできて楽しい。
食後は少し階段を上ったところにあるクラウドテラスという広場へ。
焚き火があったので、近くにあったものを手あたり次第燃やして遊んでました。
子供の頃焚き火好きだったなぁ。
今も楽しいですが。
24時間解放されているライブラリもあり、薪ストーブの前でのんびり読書できます。
お菓子やお茶・ジュースも食べ放題飲み放題です。
夜はBARにもなっていて、焚き火で温まりながら
この日は雨の日のカクテルとやらをいただきました。
ホットラムチャイです。
完全オフシーズンの平日なので、他の客はほとんどおらず、
スタッフの方が多いんじゃないかと思うほどでした。
人が少ない方が非日常感があっていいですね。
ホテル全体がとても静かです。
翌日は前日の雪が嘘のように快晴。
カーテンをあけると富士山がドーン!
これはちょっと感動しましたね。
せっかくなのでテラスでメールチェックとかしたり。
朝食。
何種類もあるジャムが美味しい。
お腹いっぱいになったら眠くなって、また昼まで寝てしまいました。
午後はせっかくなのでカバンを背負って、雪の残る森の中を散策してました。
と言ってもどこを見渡しても雪、雪、雪で、あまり遠出もできないので、
すぐに部屋に戻ってゴロゴロしてましたが。
この日楽しかったのはクラウドキッチンという、屋外でのディナーでした。
写真を撮っていませんでしたが、雰囲気的にはこんな感じ。
ダッチオーブンというキャンプでよく使われる深鍋を使った料理を楽しめます。
僕を含めたった2組しかいない中、シェフが楽しい会話を交えながら
すぐ近くで付きっ切りで調理してくれます。
気温は0ど近くまで低下していてかなり寒かったですが、
厚手のコート、電気毛布、お酒、熱熱の料理などでなんとか凌ぎました(笑)
キャンプがテーマなので全然OKというか、風情があってむしろいいです。
シェフ曰く、寒い中では味覚や嗅覚が鋭敏になるので、
料理がより美味しく感じられるそうです。
料理はキャンプらしく調理に参加できるメニューもあり、
自分たちで火加減を調整したり、具材をひっくり返したりしました。
珍しいキノコとアワビの香草バター炒め。
なんていい香りなんだ…。
シーフードと野菜の煮込み。
オマール海老の味噌がたまらん。
ラムチョップ。
びっくりするほど柔らかい。
これまで食べたラムの中で一番うまいかも。
楽しいし美味しくて、記憶に焼きつく食体験でした。
食後はライブラリの暖炉で冷えた体を温めながら、
マレットの生演奏などを聞いてうとうとしていました。
雪が溶けた後のクラウドテラスはこんな雰囲気になります。
部屋に戻ってキャビンテラスの燻製BARとやらを申し込んでみました。
テラスで薪ストーブで温まりながら、自分たちで燻製を作ってウィスキーを楽しめます。
燻製できるのは鹿肉やらナッツやらドライフルーツやら。
燻製用のチップも3種類あってそれぞれ違いを楽しめます。
ホットウィスキーにメープルを垂らして飲みました。
部屋にあったマシュマロやバナナなんかも燻製にして遊んでました。
最終日はだいぶ雪もなくなっていました。
初日に作った雪だるまがこんな変わり果てた姿に…。
朝食BOX。
薪ストーブを焚いたテラスでお弁当感覚でいただきました。
広場に寝袋を敷いたベンチがあったので、
その中に潜り込んでぬくぬくしながら夕方まで本読んだり、
うとうとしたりしていました。
昼過ぎにはスイーツBARなるものもやっていて、
フルーツカクテルやチョコフォンデュなどが食べ飲み放題でした。
正直このキャンプはデブリます…。
だいたいこんな感じで今回の旅を終えました。
雪は雪で楽しかったのですが、いくつかアクティビティが中止になってしまったのが残念ですね。
本当は乗馬などもしてみる予定だったのですが。
今度はもっといい時期に訪れてみたいものです。
関東近辺で快適にキャンプ気分を味わいたい方は
ぜひ星のや富士を訪れてみてください。
星のや富士
また、星のやは軽井沢や青森でも行きましたが、それらも素晴らしかったですよ。
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
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