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韓国から帰宅したらそうそうAppleのジョブズ死去のニュースが飛び込んできました。
iPad、iPod、Mac book air、iPhoneと、
Apple製品にどっぷり漬かっているだけに、ちょっとショックでした。

まだそれほど大きく稼げていなかった頃、
ジョブズのスピーチを聴いて勇気づけられたことがあります。


会社で好きでもない仕事に1日の大半を費やし、
飯を食い、寝ることの繰り返しで人生をすりつぶしているバイト先の社員たちの、
薄れゆく人間らしさ、文化的なものとの乖離、家畜との相似に震え上がり、
就職することは精神的に死ぬことだと決めつけ、
無我夢中でアフィリエイトの世界に逃げ込んだ僕でしたが、
当然周囲からの風当たりは凄まじいものがありました。

「就職しないものは人にあらず」の勢いです。
僕の住んでいる場所が田舎だったので、特にその傾向が強かったのもしれません。


俺の頭が異常のか？
俺を異常者扱いする社会が異常なのか？

ずいぶん悩んでいた頃、ジョブズのスピーチを見ました。


前編

後編




ああ、自分の人生を生きていいんだなぁと思いました。

人生は一度きり、他人の人生を生きて
限られた時間を無駄にしてはいけないという言葉に、
ぐっと背中を押されたようでした。
僕が見たバイト先の社員たちは他人の人生を生きているのだなと思いました。

それからはアフィリエイトの報酬もトントン拍子で増え、
月100万以上安定して稼げるようになった頃には
誰も就職しろとは言わなくなっていました。

自分とは無縁なものになってしまうと、
就職すること、雇われることに対する恐怖も遠のきました。


自分の人生はあくまでも自分の人生。
それを確信させてくれたのがジョブズでした。

冥福を祈ります。