軽井沢行ったり、台湾行ったり。自由な日常
毎年春になると「旅行に行かなければ」という謎の使命感に駆られます。
前回の沖縄ですっかりAirbnbの便利さにハマったので、
今度は4/24~27の4日間、自由な友人たちと軽井沢の豪邸をレンタルしてみました。
1泊10万円超えとお値段もなかなかですが、
8人で行ったので、1人あたり1泊1万円ちょいです。
約50畳のリビングが素晴らしい開放感。
高級家具がずらりと並びます。
スタインウェイのピアノ。
数百万するやつです。
テラスには足湯が…。
水道の蛇口が一つ一つ海外製。
よく分からんが強いこだわりを感じる。
家に足を踏み入れた瞬間からみんなテンション上がりまくりで、
はしゃぎながら家をあちこち探検していました。
個室も3つあったので、寝る場所の確保も問題ありません。
とりあえず足湯に湯をためて全員で入りました。
軽井沢にはハルニレテラスという
オシャレなレストランやカフェや雑貨屋が集まったエリアがあり、
食事はよくそちらへ食べにいきました。
ここはオンシーズンに行くと大変な人ゴミなのですが、
GWを外しているので、ご飯時にも関わらず人っ子一人いませんでした。
長野ということでお蕎麦。
コシがあっておいしい。
滞在の目的は人それぞれ。
常にみんなで同じ行動をしていたわけでもありません。
数人はノートパソコンを持ってきていて、
思い思いの場所でマイペースに仕事をしていました。
また別の人たちは、油絵具セットを持ってきて絵を描いたり、
乗馬体験しに行ったりしていました。
バーベキューセットがあったので、
近所のスーパーで食材を買い集めてバーベキューしたり。
テラスで優雅に朝食を楽しむルナさん。
カレーも作りました。
僕はひたすらまったりしながら酒飲んだり温泉入ったりしてました。
時間に支配されない、自由な雰囲気がいいですね。
あわただしく観光しなくても、
好きな人たちと好きな場所に滞在するというだけで、
十分すぎるくらい楽しいものです。
みんな人ごみは嫌いなので、GW前日に帰宅。
春の軽井沢は気候も良く、おしゃれなお店もたくさんあって、短期の滞在には最高です。
オフシーズンはどこもガラガラでストレスフリーですし。
Airbnbのおかげで、わざわざ別荘を買わなくても
気軽に別荘ライフを楽しめるようになったのは嬉しい変化ですね。
ゴールデンウィークは人ごみが嫌なのでひたすらインドアでした。
ネカフェに籠る、映画2本見る、ゲームする、本読むなど。
ふとテレビをつけたら、軽井沢行きの高速が
GWラッシュで21km渋滞してて地獄のようでした。
ほんと、みんな一斉に同じ日に休む文化って謎です。
年に1回か2回しかない長期休暇、
そのすべてが人混み・行列・渋滞に巻き込まれる人生なんてつらすぎます…。
みんなよく我慢できるなぁと友人とガクブルしてました。
「みんなと同じ」から抜け出す視野と勇気がないと、
一生行列や渋滞の中で過ごすことになるんだろうなと思いました。
GWが終わるのを待って、台湾に小旅行に行ってきました。
目的はずばり「食」です。
「おいしい点心が食べたい」⇒「台湾行くか」ってなノリです。
台湾へは飛行機で3時間ほどでついてしまいます。
台北の街並み。
結構都会なのですが、異様に小汚いビルがたくさんあり、
独特の雰囲気を醸し出しています。
コンビニに入ると必ず煮卵と焼き芋があったのが面白かったですね。
とりあえずホテルのチェックインをした後、
台北の街歩きをしましたが、5月頭にも関わらずかなり蒸し暑いです。
歩いているとじっとり汗ばんできます。
台湾はお茶文化なので、あちこちに茶芸館がありました。
今回は日本統治時代からある古民家を改装したお店に行きました。
おいしいパイナップルケーキとともに
大変香ばしいウーロン茶をいただきました。
普通に日本でペットボトルで飲むものとは次元が違いますね…。
夜は台湾で最大規模の夜市、士林夜市へ。
まるでお祭りのように、回り切れないほどたくさんの屋台がずらりと並んでいます。
一応平日だったのですが、ご飯時になると大変な賑わいでした。
台湾ドルを握りしめて、人ごみをすり抜けながら、
気になるものを色々買っていきました。
ポテトコロッケにチーズソースがかかったもの。
パインやコーン、ベーコンなどが入っています。
なかなか美味。
牡蠣オムレツ。
プリプリした卵の中に、小さな牡蠣がいくつも入っています。
上にかかっている甘辛いソースがおいしい。
蟹のから揚げ。
おばあさんのエネルギッシュな客寄せにタジタジになって、つい買ってしまいました。
塩・胡椒が効いていてうまい。
ビールとめっちゃ合います。
他にもスイカジュースを買ったり、
ソーセージをもち米で包んだホットドッグ的なものを買ったりしました。
さすがにお腹いっぱいになりました。
台湾の物価は日本と比べて極端に安いということもなく、
だいたい日本の80%くらいかなという印象です。
士林夜市の近くに面白いビルがありました。
まるで顔面にデッドボール食らったかのような・・・。
2日目も元気よく食べ歩きます。
台湾のポピュラーな麺、牛肉麺。
日本でラーメンが独自の進化を遂げたように、
台湾では牛肉麺が流行ったらしいです。
見た目に似合わずさっばりで、麺はモチモチ。
お肉もホロホロで口に入れるとすぐほどけていきます。
歩いている途中に見つけた、行列のできる屋台。
お好み焼きのような不思議な食べ物を売っています。
触感はもちもち。
チーズ、バジル、ベーコンなどを挟み、
甘いソースとピリ辛のタレを塗って食べます。
気温は約30℃。
蒸し暑いので冷たいものが食べたくなってきました。
台湾と言えばマンゴーかき氷ですね。
マンゴー甘っ。
そして氷が若干粘り気のある不思議な食感。
締めは点心。
結構立派なお店でしたが、一番ベーシックな小籠包と水だけ注文しました。
噛んだ瞬間に肉汁が弾けます。
うまい・・・。
お腹を満たしたらタクシーに乗って観光地の九份へ。
台北から小一時間くらいの道のりです。
九份は千と千尋の神隠しの舞台になったと言われている茶屋のある町で、山の中にあります。
レトロな台湾が楽しめます。
九份にもずらりと屋台が並んでいました。
ここでも食べ歩き。
ソーセージとエリンギ。
日本の屋台とはだいぶラインナップが違うので面白いです。
九份の見ごろは夕方以降らしいので、
日没までしばらくブラブラしたり、お茶飲んだりしてました。
千と千尋の茶屋で一服。
ここのメニューはウーロン茶と茶菓子のセットのみです。
海の見える素敵な席でした。
その後、九份に似合わないこじゃれたカフェがあったので入店。
wi-fiもあったのでのんびりネットでもしながら日没を待ちます。
水上置換を用いた面白いカクテルがありました。
時間とともにビールが少しずつ押し出されてきて、
カクテルの濃度が変わっていきます。
ついに日没。
町の大量の提灯に一斉に明かりがともり、
レトロで幻想的な風景になります。
人もいっそう増えてきました。
高菜肉まんを頬張る僕を、白内障のチワワが微動だにせず見つめきます。
なんだか胸が苦しくなりました。
九份の夕景を楽しんだ後、再びタクシーで台北へ。
さすがにお腹はいっぱいなので、夜はお酒が主目的です。
台湾では1920年頃に日本がビールを持ち込み、
その後ビールは政府による専売品となって、
2000年頃までビールと言えば「台湾啤酒」一択というような状況でした。
しかし近年ビール市場が自由化されると、
急激にクラフトビールが盛り上がり始め、
クラフトビール専門のバーなども次々とオープンして人気を博しているようです。
今回はトリップアドバイザーで人気の高かった
「家途中啤酒屋」というお店に行きました。
非常にオシャレなクラフトビールバーです。
棚一面に無数のクラフトビールが並んでいて、
カウンターにもっていくと抜栓して冷えたやつを飲ませてくれます。
壁にずらりとお酒の容器が飾られています。
まずは手始めにイギリスのクラフトビール。
グラスも揃えられていてかわいい。
台湾産のクラフトビール「小雪」。
説明文も中国語。
当然読めない・・・と思いきや、漢字なので半分くらい意味が分かる(笑)
飲んでみるととても華やかで口当たりの良いビール。
ヴァイツェンなので甘めです。
おつまみを頼もうとしますが、
看板に書いてあるメニューの意味が分からず・・・。
片言の英語で話しかけてみますが、僕の英語がまずいのか、
店員さんも英語が分からないのか、うまく意思疎通が図れません。
もうどうにでもなれという感じで看板を指さし、
適当なメニューを注文したら、こんなプレートがやってきました。
おお、案外悪くない・・・。
全体的にヘルシーだし、味付けも日本にはない甘辛い感じで、
ビールがぐいぐい進みます。
結局この店だけで4本を開け、お土産に3本買って帰りました。
東京にあれば常連になるのになー。
まだもう少し時間があったので、
もう一軒行ってみたかった居酒屋「饞食坊」へ。
屋外の席に案内されました。
ここは語学留学中の日本人の女性店員がいたのでとてもスムーズでした。
なぜかほっぺたに「白痴」と書かれていた・・・。
とりあえず生ビールを頼んだら、
生と書かれた瓶ビールが出てきました。
一緒に写っているのはピータン豆腐。
アーモンドがたくさん入っていてザクザクした食感が楽しい。
またまた台湾クラフトビールの「雪蔵」。
これも花のような香りがあってうまい。
豚の串焼き。
謎のフルーティなたれがかかっていて、日本の串とは一味違う。
日本人店員に一押しされて注文した、
レモン汁とオイスターソースと山椒を絡めたような麺。
食べたことのない不思議な味に驚くも、妙な中毒性があります。
この日はホテルに帰ってすぐ爆睡でした。
最終日は午前中は空いていたので、
日本人が経営しているコーヒー専門のカフェに行きました。
Goodman Roasterというお店です。
オーナーは阿里山コーヒーという
台湾産のコーヒーを広めようと頑張っておられます。
旅行で台湾を訪れた際、阿里山コーヒーの味に感激し、
奥さんと赤ちゃんを連れてすぐに台湾へ移住したそうです。
凄い行動力ですね。
現在4店舗経営しておられます。
阿里山コーヒー。
フルーティな香りとパイナップルのような酸味を感じます。
苦味はそれほどでもありません。
コーヒーのことについて色々と教えてくれました。
また、地元のお客さんもひっきりなしに訪れて、
コーヒーを飲みながらオーナーさんと楽しそうにおしゃべりしていました。
なかなか素敵な働き方だなぁと思いました。
その後は空港へ移動し、お土産を買って帰国しました。
ひたすら食べて飲んだ2泊3日でした。
僕はこの旅で何千キロカロリー摂取したのだろう(笑)
まあ、しばらくは節制に励みます・・・。
怖くて体重計は見ていません。
PS.
旅行中のつぶやき。
帰国後の予定もずっとお休みです。
そんな日常。
台北のホテルのラウンジに置いてあった日本語の雑誌を手にとり、ふと「俺ってビジネスマンなのか?」と疑問が湧き、同行者に尋ねると、「さあ…」と首を傾げられる。はたから見たら旅行好きのただのニートである。仕事はもうない。いや、正確には数日に一回くらいメールチェックはする。 pic.twitter.com/0Vkph9UnLD
— だいぽん (@hamadai1008) 2017年5月11日
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
現在キャンペーン期間中にて上記の書籍(1000円)を無料プレゼント中。
詳細は上記ページにて。
最近の投稿
- 戦略・思考2019.11.30サプリ売ったらすぐに億超えたけど、トラブル続出中
- 旅行記2019.06.12羊と星と酒をめぐる旅@ニュージーランド旅行記
- 旅行記2019.03.31トルクメニスタンの地獄の門、ウズベキスタンの青の都
- 旅行記2018.12.16中世のアパートに泊まり、小麦と酒を食らう日々@イタリア旅行記
だいぽんさん、こんにちは。
僕の住んでるところでもサワガニが獲れるので、
唐揚げにして食べますよ~。
でも、最近少し数が減ったかな。
小雪ビールw
旅行お疲れさまでした!
どの場所もそれぞれ
魅力的な雰囲気があって良いですね(^_^)
なんて素晴らしい生活!!
将来こういうゆっくりとした時間が持てるように僕も頑張りますよ^ ^
だいぽんさんみてると本来人間ってこうやって暮らすべきじゃ無いかと思ってしまいます。
もちろんみんながだいぽんさんの生活したらビジネスはまわらないので困るんですが、
ただ働きながらでも、人生の中でこういう時間を取れる働き方を推奨するべきなんじゃ無いかなと。
ゴールデンウィークを一斉に取るとか本当に誰も喜ばないですもんね。
だいぽんさんの自由になる生き方見てると、国民はまるで奴隷です。涙
毎日働く事がが当たり前になってる世の中を、生き方を変えるだけで
こうも違う角度から見れるようになるのかと思うと、、、、。
僕はだいぽんさん知って良かったです^ ^
感謝(*_*)
旅行楽しめたようで良かったですね!
わたしもだいぽんさんの影響でネットビジネスをやろうとしておりますが
義務教育中の子供がいるため否が応でも連休や土日にしか長期旅行は出来ないのです
ほんらい様々な人が居るはずなのに、皆が同じ日程で同じ方法で教育を受けること自体も
情報が発達した今、不自然に感じている今日この頃です
次世代を担う子供に対しておこがましいかなとも時に思いますが
出来るだけ子供にも、義務教育はキチンとうけさせるけれど、つねに疑問を持って物事を
自分の頭で考えることを教えていきたいです
はじめまして。
初めて、拝見させて頂きました。
旅 ブログ 良いですね。
知らない世界を 自分も同行しているかの様な感覚を味わえて、素敵な気分になりました。
ありがとうございます。
又 拝見したいです。