パチンコ狂いの両親、膨大な家の借金、時給700円の皿洗いの日々…が、藁をもつかむ思いで取り組んだネットビジネスで、4ヶ月後にまさかの月収100万超え。僕も呆然。家族も呆然。就職する必要もなくなり、20代にして自由な日々に突入中。

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お金の価値がどんどん低くなっていく

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半月ほど鳥取に帰省していたのですが、外はこの有様・・・。

寒すぎて大半はお布団に引きこもっていました。

最近は小説ばっかり読んでいたのですが、Twitterとかで話題になっているこの本が気になったので、これを機に読んでみました。

急激に発展するテクノロジーによって、経済のルールがどう変わっているか(いくか)ということを論じた本です。

前半は「持続的かつ自動的に発展していく経済システム(サービス)」の作り方について。
後半は資本主義の発展系、「価値主義」と、それに基づく未来について語られています。

なぜウーバー、Airbnb、メルカリなどが急成長しているのか?
なぜビットコインをはじめとする仮想通貨が何十兆円もの価値を持つようなったのか?
なぜ大企業なみの収益をあげる個人が多数現れ始めているのか?

こうした近年の現象をしっかり説明できるようになる本だと思います。


簡単に内容まとめようかと思ったけど、いい図があったので、こちらを紹介しておきます。


特に投資や起業をする人にとっては、世の中の流れを把握するというのはとても大事なことなので、一読する価値はあるのではないでしょうか。


本書の主張するところによると、お金の価値は相対的に低下し続けるということです。

ベーシックインカムが導入されたりすれば、それはますます顕著になっていきます。

今後はお金ではなく、「価値」そのものが注目されるようになります(価値主義)。

お金は価値ある人のもとへ簡単に集まるようになります。


これまでの資本主義では、価値とは「役にたつか?」「金になるか?」だけでしたが、価値主義では、信頼・関心・好意・共感・興奮・愛情といった「内面的(感情的)価値」や、社会の持続に貢献するかという「社会的価値」も重視されるようになります。

なぜなら、評価経済によって内面的価値が可視化され(例えば興味・関心・共感などはフォロワー数やいいね数で表せられる)、トークンエコノミーによって価値そのものを売買(やりとり)できるようになったからです。


実際、これまではほとんど力を持たなかった、

「ただ話が面白いだけ」
「ゲームがめっちゃうまいだけ」
「大食いできるだけ」
「場を盛り上げれるだけ」

みたいな人たちは、Youtubeなどでものすごい金額を稼ぐようになりましたし、社会的影響力も持つようになりました。
また研究者などが補助金に頼らずクラウドファンディングなどで自力で資金を調達するケースが増えてきています。

もちろんどれだけ価値があっても、それが伝わらなければ意味がないので、「伝える力」を磨いていくのは必須だと思いますが。


「1円を笑うものは1円に泣く」
「金は命より重い」

そんな言葉をこれまでよく聞きましたが、人間がお金の奴隷にならなければ生きていけない時代はそろそろ終わりつつあるのかもしれません。

お金のために我慢して朝から晩まで労働する人よりも、好きなことを情熱的にやっている人のほうが、内面的価値や社会的価値を世の中に提供できるので、簡単に食える時代になります。
(そもそも機械化によって労働者はどんどんいらなくなっていくし)

素敵な時代ですね。

お金2.0



PS.

お金は価値を生むもの(知識・経験・コンテンツ・人間関係・情熱を燃やせるもの)や、価値の拡散に役立つもの(メディア作りや読者・フォロワー増のための施策)にどんどん投資していきましょう。

お金の価値が低下していく時代に、せっせと口座預金するというのはもっともナンセンスな資産運用法です。

しかも利益をそのまま口座に預金していると、翌年税金を持って行かれますが、お金を知識や読者(フォロワー)に変換してしまえば、節税にもなります。

何万フォロワー増やそうがそこに税金はかかりませんからね。

そしてお金が必要になれば、集まった読者に広告を流したり、商品を売ったりすることによって、再びお金を生み出せます。
(しかもよほどひどいやり方をしない限り読者はそのまま)

「リストは資産」と言われる所以ですね。

税金の支払いを先送りするために生命保険などに入る人もいますが、利益をこういう税金のかからない資産に変換しておく方がはるかに割がいいと思います。


メルマガとかやってる人も、普通に10年以上前から、年末になると読者増のための広告を打つ人がたくさんいました。

決算前にお金をリストに変換して節税するためです。

Youtuberのヒカルなども、どうでもいいことに湯水のようにお金を使いますが、あれはお金によって興味・関心や興奮、ブランドという内面的価値を生み出し、お金をチャンネル登録者数という、より価値のある資産に変換しているだけですね。

使ったお金は全て経費になって節税になる上、チャンネル登録者が増えればその分稼げるお金も増えます。

今後価値の下がっていくお金を、価値の上がっていくものに換えておくという視点を持ちましょう。

それは必ずしも株や不動産ばかりではないということです。


PPS.

先日紹介したこちらのクラウドファンディング、開始3日で目標達成したと知人が喜んでいました。
http://shuto-pharma.jp/official/x9dw

まあもともと金額低めの設定だったんでこれで達成しなかったら逆にびっくりですが。
現在も順調に支援が集まっているようで、達成率もうすぐ300%です。

もうすぐ先行販売終了ですので、興味があれば支援してあげてください。


PPPS.

鳥取に帰省した理由は、祖母が危篤だという連絡を受け取ったからです。

祖母はもう96で、ずいぶん前から寝たきりで施設に入っていました。

もう声も出ず、水や流動食も喉を通らなくなったのですが、本人の強い意向で点滴や酸素吸入などの延命措置はやらず、衰弱していく祖母を日々お見舞いにいっていました。


最期は実家で看取ることになりましたが、祖母は子供3人、孫8人、ひ孫10人おり、さらに親戚づきあいや近所づきあいもマメだったので、祖母のベッドの周りは毎日人だらけ。

小さな子供達が走り回ってベッド振動してるし、大人たちは思い出話に花を咲かせ、祖母に聞かせるように歌ったりして、こんな賑やかな最期、今時なかなかあるまいなーと思いました。

祖母も時々笑っていました。


最終的に呼吸する力がなくなり、明け方家族に見守られて逝きましたが、寂しさや不安など感じる暇もなかったのではないかと思います。

大往生で、皆心の準備をする時間がしっかりあったので、それほど悲壮的な雰囲気にもなりませんでした。

通夜には50人以上集まりました。

祖母がいなければ、僕を含め、ここにいる半分くらいはこの世に存在しなかったんだなぁと思うと、祖母は別に何も特別なことはしていないけど、やはり偉大だなぁと思いました。

著者プロフィール

だいぽん
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。

皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。

現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。

個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
現在キャンペーン期間中にて上記の書籍(1000円)を無料プレゼント中。
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コメント

  1. おばあ様のご冥福をお祈りしております。

  2. 同著私も読みました。

    私は分散化する社会についての記述が、
    なるほど数年前から言われていた
    21世紀は個人の時代
    という言葉は正しかったと感じました。

    どう進んでも中央集権的な時代から
    分散的な形に変わっていくのでしょう。

    お金も同様に。

    世間は仮想通貨叩きに躍起ですが、
    それでもICOを始めとする
    次の動きはどんどん進んでいます。

    ブロッチェーンやAIの加速で、
    世界は思ったよりも早く
    変わっていくかもしれませんね。

    • ムマ
    • 2018年 2月 08日

    好きなことを追い求めていいんだ。
    そっか。そうなんだな。
    ずっと怖かったけど、これからは
    そっちの方がよくなるのか。

  3. おばあ様のご冥福をお祈りします。
    私も祖父を亡くしてから死ぬということをよく考えるようになりました。
    祖父の葬式にはたくさんの人が集まって、私達孫たちも祖父のことをくやみました

    自分が死ぬ時。
    もしできたらこんなふうにみんなに囲まれて死にたいなぁなんて思い出したのもその頃です。
    だいぽんさんのおばあちゃんはだいぽんさんのおっしゃる通り、不安や恐怖を感じることなく
    旅立って行ったんじゃないかなと思います。

    正直おばあさんが羨ましいなと思いました。
    感動をありがとうございます。

    • ごり
    • 2018年 2月 09日

    クラウドファンディングで飯を食らうどー!
    もー労働なんてどうでもADA。

    • (*’A`)うさタン
    • 2018年 2月 10日

    正に、私が亡き母にしてあげたかった、看取りです。
    しかし、自分の決断(自分が退職し引き受ける)が遅く、最期に逢った翌朝、亡くなりました。
    今でも悔みます。

    親族に見守られて旅立てたお祖母様は、お幸せです。
    天道の花園から、だいぽんさんをお護り下さることでしょう。

    • 松田由紀子(ABA)
    • 2018年 2月 13日

    ご冥福をお祈り致します。先生も心落としでしょうが、どうすることもできません。
    高齢だからって、いつなくなってもいいとかはないのです。
    先生にとっては、一人しかいないひとですから。
    大切な人が旅立った、あとの苦しみは私にも理解できます。
    母を昨年なくし、そのことを受け入れられなくて、火葬場でもなきどうしで
    お骨を見た瞬間、倒れました。
    納骨も目を閉じて人の手に導かれ、無理矢理しました。
    この世で一番起きてほしくないことがおきてしまった。
    失うものは、もうないと、思いました。
    一年たっても、その思いは変わりません。だから、先生も我慢しないで、おばあさまを思い出したときは泣いてあげてください。
    そして、自分も立ち直れないくせに、なんですが、お仕事がんばってください。

    私は母の死後、うつがひどくなり、パニック障害もひどくなり、最近脳に、病巣もみつかりました。
    なのに、なぜか、安心しました。
    人間の心理って、複雑ですね!先生がいちにちでもはやく、元気になられますようにいのっています。
    ながくなり、すみません。

  4. さすがだいぽんさんと感じる資産の教育。

  5. なんだか涙がでてしまいました。
    だいぽんさんのおばあさまだからきっと、素敵な方だったんんだろうなと思いました。
    人に惜しまれながら亡くなれたら一番のしあわせですね。

    素敵な記事をありがとうございます。

    • 通りすがり
    • 2018年 10月 22日

    https://twitter.com/cococoinchan/status/959676256559099905

    ↑ リンク先を見ましたがかなり共感しました
    う~ん為になる
    まぁこの記事を見る前から自分の行動を前々からツール化していたけど
    確信が増々深まったという意味で為になりましたw

    作者さまのブログは以前も記事を読んだ記憶がありますが
    今回改めて記事を幾つか読みましたが理に適っていて「なるほど!」と思う事が多々ありますわね
    今後も不定期で良いので記事の更新をお願いします

    では

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著者プロフィール

だいぽんプロフィール画像

名前: だいぽん

小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、極貧の家庭に育つ。

2009年、バイトで溜めた学費を親にパチンコで使い込まれ大学を休学。
空いた時間を利用してアフィリエイトを始めたところ、4ヶ月目で月収100万を達成してしまい愕然。 家族も呆然。
まったく興味がないのに節税で法人化までする羽目に。

その後収益の自動化が完了し、お金のために働く必要がなくなってからは、趣味の音楽、小説、旅行に没頭する毎日。

2015年3月に個人で電子書籍を2冊出版し、Amazon電子書籍ベストセラーランキングの有料本・無料本カテゴリそれぞれで、2冊同時にW1位を獲得する(恐らくAmazon史上初)。

20歳。時給720円の皿洗いの日々
22歳。PC1台でネットビジネスに挑戦
23歳。半年で月収100万突破してビビる
27歳。1人で年商1億円
28歳。お金のために働く必要がなくなる
29歳。電子書籍出版。Amazon1位をとる
30歳。放置で年商3億円。趣味に生きてる


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