パチンコ狂いの両親、膨大な家の借金、時給700円の皿洗いの日々…が、藁をもつかむ思いで取り組んだネットビジネスで、4ヶ月後にまさかの月収100万超え。僕も呆然。家族も呆然。就職する必要もなくなり、20代にして自由な日々に突入中。

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雇われなくても生きていけるのか…?

2011.08.13

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こちらの記事の続きです。


就職は絶対にしないぞと決心したとき、
僕はきつすぎるファミレスのバイトをやめて、
知り合いの勧めで100円ショップのダイソーにバイトとして勤めていました。

バイトで溜めた学費を親にそっくり使い込まれて休学したので、
毎日8時間働いていました。


最初は喜びました。
空調の整った空間でひたすらお金を数え、商品を袋に詰めこむ作業は、
ファミレスの仕事と比べるとあまりにも楽だったのです。

夏に脱水症状になる心配がありません。
冬に凍えて鼻水をたらしながら水仕事をする必要がありません。
包丁や割れた食器で怪我をする心配もありません。
強い洗剤で手を砂壁のように荒らす必要もありません。
マイナス30度の冷凍庫に何度も出たり入ったりする必要がありません。
オーブンや鉄板やコンロの火や熱湯や跳ねた油で火傷する心配もありません。
怒涛の注文に追い立てられて錯乱状態で床の上を走り回る必要もありません。

そしてなぜか時給はファミレスよりも高かったのです。

楽な仕事のほうが給料が高い、この逆転現象は不思議でした。
給料の高さと仕事の大変さは比例する…当時は漠然とそう信じていましたので。
(いかに世間知らずだったかわかりますね)


でも、仕事に対する新鮮さが薄れてくると、
この仕事にも徐々に苦痛を感じるようになりました。

毎日毎日、レジの前で笑いたくもないのに笑って、
お決まりのセリフを繰り返して、
押し寄せる他人たちが持ってくる商品を数えて、
(ショウヒンカゾエサセテイタダキマス。イッテーン、ニテーン、サンテーン…)
一心不乱に袋に詰め込んで、
渡される小銭の数を懸命に数えて……

自分の個性や発想など微塵も介入する余地がありません。
俺は血と肉でできたよく喋る自動販売機だぞと思いました。

客のいない時間帯はぼんやりレジに佇むか、
段ボールをごそごそとひっかきまわして商品を陳列しました。
それだけで毎日が過ぎていきました。

本当に人生を、命を、切り売りしてお金をもらっているという感覚でした。
しかもそれらは店から一歩離れれば糞の役にも立たないスキルでした。


休学しているとは言っても、大学の友人たちと会う機会はあります。
その中にはたっぷりの仕送りをもらって、ひたすら夢を追いかけたり、
やりたい勉強に熱中したりしている友人もいました。

来る日も来る日もただお金のために単純労働をしている自分よりも、
彼らはずっと充実した日々を送っているように見えました。
なんだか置き去りにされるような心細さを感じました。



稼げるという噂を聞いてせどり(古本転売)を始めました。
バイト帰りにブックオフに立ち寄り、
携帯のツールで本の相場をどんどん調べると、
105円コーナーに高値の本がちょこちょこありました。

それを買って帰ってAmazonに出品すると、
すぐに1000円などで売れていきました。
これはいい小遣い稼ぎになると思いました。

3000円くらい利益が出る本が売れたときはもう有頂天でした。
1日5000〜6000円の収入が、いきなり9000円になるのです。
100円や200円の節約に躍起になっていた学生にとって、
これがどれほど革命的なことか。

3000円あれば学食で好きなものが食べられます。
牛丼屋やラーメン屋でトッピングだってできます。
欲しかったCDや本を新品で買えます。
友達と気軽にカラオケに行けます。
映画だって2回も見れます。

バイト帰りにブックオフによるだけで、
そのような大規模な生活の転換をもたらすお金が稼げるということ…
これは衝撃でした。
お金というものは誰かに雇われなければ得られないものだと思っていました。

さらにアフィリエイトを始めてみましたが、
こちらも教材の通り作業しているとすぐ数万円の収入になりました。
僕は夢中でバイト後のネットビジネスに勤しみました。



すると大変なことが起こりました。

ネットビジネスからの収入が、バイトの給料を上回り始めたのです。

丸1日立ちっぱなしで働いて、
勤務終了後にくたくたになって椅子に座り込み、携帯を開いてみたら、
よくバイトの給料を圧倒的に上回る1万や2万の利益が発生していました。

嬉しいを通り越して呆然とすることがありました。
働くってなんだろうと思いました。
バイトの給料と合わせると、十分サラリーマンくらいの収入にはなっていました。

…もしかして本当に雇われなくても生きていけるのか?
なんだか足元がぐらぐらと揺らぐようでした。
店長に注意を受けたり、仕事を教えてもらったりしているとき、
ふと、俺の収入はこいつより多いのだな、と思うことがありました。
(やなやつですね)


僕はバイトをやめる算段を始めました。
ネットビジネスに専念すれば、さらに稼げる確信がありました。
ネットビジネスだけで月20万や30万稼げるようになれば、
俺をバカにしている周囲のやつらを見返せるぞ、と思いました。

まさかその3カ月後に月収100万超えるとは
夢にも思いませんでしたが…

著者プロフィール

だいぽん
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。

皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。

現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。

個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
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コメント

    • あいる
    • 2011年 8月 13日

    私は今 事務の仕事をしていますが、毎日同じことの繰り返し、
    単調な作業ばかりでかなり苦痛を感じているので、
    だいぽんさんの気持ちがすごい分かります。

    つづき楽しみにしています。

    • ケイ
    • 2011年 8月 13日

    だいぽんさん
    こんにちは、ケイです。

    だいぽんさんの気持ちわかります。

    自分も毎日働くということに危機感を抱いています。

    やりたくもない仕事や、いばる上司など

    でもアフィリエイトを続けていけばやっと自分の人生を生きていける様な気がします。

    今後もどうぞよろしくお願いします。

    応援済

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著者プロフィール

だいぽんプロフィール画像

名前: だいぽん

小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、極貧の家庭に育つ。

2009年、バイトで溜めた学費を親にパチンコで使い込まれ大学を休学。
空いた時間を利用してアフィリエイトを始めたところ、4ヶ月目で月収100万を達成してしまい愕然。 家族も呆然。
まったく興味がないのに節税で法人化までする羽目に。

その後収益の自動化が完了し、お金のために働く必要がなくなってからは、趣味の音楽、小説、旅行に没頭する毎日。

2015年3月に個人で電子書籍を2冊出版し、Amazon電子書籍ベストセラーランキングの有料本・無料本カテゴリそれぞれで、2冊同時にW1位を獲得する(恐らくAmazon史上初)。

20歳。時給720円の皿洗いの日々
22歳。PC1台でネットビジネスに挑戦
23歳。半年で月収100万突破してビビる
27歳。1人で年商1億円
28歳。お金のために働く必要がなくなる
29歳。電子書籍出版。Amazon1位をとる
30歳。放置で年商3億円。趣味に生きてる


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