ギャップのない商品は売れない
長い夏休みもついに終わり、弊社は秋休みに突入しました。
現在実家に帰省中。
親が寂しがるので2ヶ月に1回ペースで帰省している今日この頃…。
帰って早々洗濯機を無心され電気屋へ…
その後寿司を無心され寿司屋へ…
まったく遠慮のない両親に苦笑せざるを得ません。
鳥取名物梨ソフトクリーム。
犬。
完全に働いていないわけではなくて、
ちょこちょこ働く日もあります。
商品のセールスレターを書いたり、
友人のビジネスをコンサルしたり、
プロモーション動画を撮影したり、
友人の商品作りを手伝ったり。
どんなジャンルでもセールスの仕方って基本同じなんで、
アフィリエイト等で培った知識がだいたいそのまま使えます。
先日も僕がコンサルしている友人から
ステップメールからの商品成約率が15 %になったと
嬉しい成果報告を受けました。
普通5%いく人すらあんまいないんで、
かなりいいステップメールだと思います。
商品作成からセールスまでの流れにおいて、
絶対に欠いちゃいけない視点があります。
情報発信する際とかでもそうですね。
それは「お客の興味を引く」ということ。
ここを疎かにするとどんなビジネスも失敗します。
僕も最近は興味性を強調することばかり考えてます。
ステップメールしかり、セールスレターしかり、動画しかり。
いくら説得力があって有益なものでも、
興味を持たれなかった時点で見てもらえませんから。
逆に強い興味性を演出することができれば、
勝手にたくさんの人が好奇心につられて食いついてきますし、
真剣に話を聞いてくれるので、説得のしやすさも段違いです。
激しく興味性のあるコンセプトを確立できたら、
それだけでビジネスは半分くらい成功したようなものです。
ほとんどの稼げない起業家やアフィリエイターは、
この興味性の演出が不十分なので、
お客にスルーされてしまって成果を出すことができません。
興味を引くことの重要性を甘く考えているのですね。
どんなにお客のことを真剣に考えて、
どんなにクオリティの高い商品を作って、
どんなに説得力のある文章を書いても、
興味を持たれなかったら終わりです。
興味を引くとはつまり、ギャップを作るということです。
お客の頭の中にある常識をひっくり返すのです。
例えば、誰しもダイエットというのは、
激しい運動や苦しい食事制限が必要だと思っています。
なので、「苦しい運動をして痩せる方法を教えます!」
なんて言われても、なんの新鮮みもないので、
誰も興味を持たずにスルーします。
ところが、「寝ている間にダイエットする方法があります!」
なんて言われると、これは人々が信じている常識と全く違うので、
そのギャップを埋めるために、
「もっと知りたい」という感情が生まれます。
「どうやら自分が思っていたより、もっとラクをする方法があるらしい」
「どうやら自分が思っていたより、もっと短期間で成果を出せる方法があるらしい」
「どうやら自分が思っていたより、大きな成果を出す方法があるらしい」
こういう予感を少しでも得てしまったら、
誰もわざわざ余計な苦労や遠回りはしたくないので、
詳細を確認せずにはいられなくなってしまいます。
だれもが安全・安心・普通だと思っているものを、
実は危険ですよ!とアピールするのも、
やはりギャップがあるので興味を引きます。
「あなたが当たり前にやってるその行動、実はこんなリスクが…」
みたいなキャッチフレーズをよく見かけますよね。
多くの人はそれでギョッとしてしまって、
中にはそのリスクを回避するための商品を買ったりします。
アイス・バケツ・チャレンジが流行ったのも、
明らかにギャップがもたらす興味性の効果ですね。
アイス・バケツ・チャレンジは、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を支援する活動です。
指名された人は100ドル寄付するか、氷水をかぶるか、
その両方を行うかを選択し、次の3人を指名するというルールです。
普通「難病」とか「寄付」といえば、
ちょっと真面目で堅いイメージがありますね。
そこに突然、何の脈絡もなく氷水をかぶるという行動が加わったので、
多くの人がギャップを感じて面白がりはじめました。
さらに有名人達が次々と氷水をかぶりはじめたので、
ギャップに拍車がかかります。
駆け出しのお笑い芸人ならともかく、
ビルゲイツとかレディーガガとかスピルバーグとか、
どう考えても氷水をかぶりそうにない人たちまでやりはじめたから、
全世界で一大ムーブメントになり、
1億ドル以上の凄まじい寄付額が集まったようです。
ギャップのあるもの同士を組み合わせることで面白さが生まれ、
口コミの原動力にもなるということですね。
「興味を引くコンセプトを作れる」
「興味を引くキャッチコピーを書ける」
これらはビジネスをする上で最高の能力のひとつです。
狙ってギャップを作れるようになったら、
集客やセールスで苦労することはなくなるんじゃないでしょうか。
情報発信などをされている場合も、
ぜひ日頃から意識して練習してみてください。
読者の反応、全然違いますよ。
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
現在キャンペーン期間中にて上記の書籍(1000円)を無料プレゼント中。
詳細は上記ページにて。
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こんばんは。
最初、「興味性」という言葉を聞いたとき、どんなものが「興味性」を持っているのか不思議で、
考えながら、読み進めました。
「高機能」な商品や、値段が激安の商品だろうかとスクロールして読んでいくと、、、全然違う。
そもそも、激安の商品とかありふれていて、(それだけでは)誰も見向きもしないですね。
逆に、「1個1000円のチョコレート」とかの方が皆、なんで??と振り向いてくれそうですね。
皆の興味を強く引きつけた後、いかに納得してもらうかは考えなければいけないポイントですが、
これをクリアーできれば、最強だと思います。
今日も、非常に勉強になりました。
ありがとうございます(^.^)
>雅也さん
的を射たコメントありがとうございます。
メルマガで引用させてもらいますね^^
最近、人の興味を引くために、
自分が欲しいものは『何か』ばかりを考えていたのですが、
それだけでは、『何か』を発見できても埋もれてしまうということですね。
『ギャップ』に繋げるよう、常識をひっくり返すことを考えます。
ありがとうございました!!
『一億稼いだ』+『皿洗い』
だいぽんさんが体現しているのもギャップですね笑
僕のブログでも、このようなギャップを狙えるフレーズが無いのか探してみます。
この記事の興味性とスリートップライティングで言っていた、
感情の動かし方も参考にさせてもらいました。
タイトルライティングをこだわっただけで、
記事への誘導率が驚くほど上昇しています。
直帰率が10%以上も違いますね。
正直、ここまでとは思いませんでした。
今後も参考にさせていただきます。
「自動で稼ぐ」もギャップですね(´・ω・`)
本来労働しなければ得られないもの(お金)が、
何もしなくても手に入るように感じるから、
非常に興味をそそられるキャッチコピーになるんですね(`・ω・´)
そして教育ですね(^∇^)ノ
情報発信サイトでは、多くの人が使っているブログテンプレを使っているわたしですが、
消費者へセールスするサイトでは、ギャップをやはり重視してます。
特に、お悩み系ではギャップで興味付けは、とても重要ですね。。
サイトのキャッチコピー、サイトのテンプレ。そして画像。
ひとつ、ひとつが興味付けの動機になるように構成してます。
はいさいっ。
ブログで勉強させてもらってます。
『ギャップ』
確かにギャップがある事で興味をそそられます。
恋愛に似ている感じですね。
これまで自分に抜けていた考え方だったので、意識して取り組んでいきます。
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