なぜ聖書が多くの人々を説得できたのか?
誰かを説得しようとするとき、
あるいは自分の商品を買ってもらおうとするとき…
もっとも重要なことは何か分かりますか?
それは相手にあなたのメッセージに耳を傾けてもらうことです。
当たり前ですね^^;
どれだけ天才的なコピーライティングを身につけて、
どれだけお得なオファーを用意しても、
相手が話を聞いていなければそれまでです。
メッセージを聞かずに説得される人なんていません。
コピーライティングには3つの壁があると言われます。
読まない壁(not Read)、信じない壁(not Believe)、行動しない壁(not act)です。
実際はこれに加えて理解しない壁(not Understand)というのもあります。
この中で最優先してクリアしなければならないのは、読まない壁です。
お客にメッセージに気づいてもらえて始めてスタートラインに立てるのです。
だからこそチラシはデザインを必死に工夫するし、
テレビ広告は有名な俳優を起用したり、
面白いストーリーを組み立てたりするのです。
聖書がなぜ物語形式になっているのか分かりますか?
あれは読まない壁と理解しない壁を突破するためです。
難しそうな理論や理屈をグダグダと並べ立てても、
ほとんどの人は理解しないし、興味も持ちません。
なにせ昔の人は今よりも学がないですからね。
文字の読み書きさえできない人がほとんどだったわけです。
しかしそういう人たちでも、
キリストによる数々の奇跡のエピソードは面白いし、
物語やキリストのセリフを通してキリスト教の教義が理解できます。
イスラム教も仏教も同じですね。
もしああいう教典から一切の物語を排除したら、
それらの教義に興味をもつ人や教義を理解できる人はぐっと少なくなり、
結果的に宗教があれほどの勢力を持つことはなかったでしょう。
人を説得し、人に行動を起こさせるためには、
何よりもまず人の注意を引き付けるところから始めてください
記事のタイトルやメルマガの件名、文章の冒頭などのつかみは最重要です。
ここで手を抜くと、その後どんな素晴らしいメッセージを用意していても、
それを目にする人は激減します。
アメリカの有名コピーライターである
シュガーマンは次のようなことを言っています。
「文章の1行目は2行目を読ませるためにのみ存在する。
2行目は3行目を読ませるためだけに存在する。
3行目は4行目を読ませるためだけに存在する…」
もちろんこれは極端な例えですが、
それくらい読ませるということは重要なのです。
冒頭で惹きつけられ、立板に水を流すように、
夢中で文章を読み進めるうちに、気づいたら記事を読み終わっている。
そういうのがもっとも反応を得られる文章です。
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
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詳細は上記ページにて。
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なるほど参考になります
はじめまして。
検索から来ました。
聖書は旧約聖書・新約聖書どちらも
物語やセリフを多用していますね。
聖書が書かれた時代から、
既に人に読んでもらう工夫が施されていると思うと、
ネットビジネスの知識も大切ですが、
読書でこういった歴史を学ぶのも
とても大切だと思いました。