高確率で失敗する目標設定
ネットビジネスを始めるとき、
恐らく大半の人が目標金額を決めると思います。
何ヶ月で月何万稼げるようになってやる、というような感じですね。
しかしここで少し気をつけなければならないことがあります。
例えば次のような目標設定をする人は、かなり高い確率で失敗します。
「半年後に月30万稼ぎたい。
それなら1ヶ月目5万、2カ月目10万、3ヶ月目15万……
6ヶ月目で30万稼ごう」
一見この目標設定はまともそうですよね。
6ヶ月で月30万稼ぐなら、毎月5万ずつ増やしていけば達成できます。
ただ……実際はそううまく事は運ばないんですよね。
ネットビジネスの収入は右肩上がりではないのです。
1ヶ月目5万、
2カ月目10万、
3ヶ月目15万、
4ヶ月目20万、
5ヶ月目25万、
6ヶ月目30万、
こんな綺麗な報酬の伸び方をする人はほとんどいません。
どんなジャンルでも、例えば次のような報酬の伸びになります。
1ヶ月目0万、
2カ月目1万、
3ヶ月目3万、
4ヶ月目7万、
5ヶ月目15万、
6ヶ月目30万、
要するに尻上がりに収入は伸びていくのですね。
初心者の人ほどそうです。
というのも、最初はまずお金を稼ぐ以前の、
基本的な知識やスキルを身につけなければならないのです。
スポーツで例えれば、ルールを学んだり、
基礎体力をつけるため筋トレしたりする時間がどうしても必要です。
それから始めてスタートラインに立てるわけです。
アフィリエイトリンクってどうやって取得するんだろう…
ブログに画像を貼りつけるにはどうしたらいいんだろう…
ヤフオクやAmazonの管理画面はどうやって使うんだろう…
サーバーやドメインってどうやって契約するんだろう…
こうした基礎の基礎の部分を乗り越えるだけでも、
初心者さんはかなりの時間を要します。
いちいちそれらに引っ掛かりながら作業をしていれば、
すぐに時間は過ぎてしまいますね。
にも関わらず、それらは直接的に
売り上げに結び付くわけではありません。
例えば1ヶ月間ルールを学んで筋トレした人が、
いきなりのテニスの試合でポイントを取れるかと言ったら、
そんなはずはないですよね。
ようやくコートに立つ準備が整ったというだけです。
ネットビジネスでも同じことで、
最低限の仕組をつくり、基本的な作業に慣れてから、
ようやく売上が安定的に発生し始めます。
それらができていない序盤に報酬が発生しにくいのは、
考えてみれば当たり前なのです。
もちろん投資できる金額や参入ジャンル、
使える時間などによっては、
初月から利益を出していくこともできますが、
しかし尻上がりという点は変わらないと思います。
こうしたことを知らずに、
最初から右肩上がりに収入が伸びていくと考えている人は、
1か月目2カ月目で予定通りの収入が発生しなかったとき、
目標金額とのギャップに大きな不安を覚えます。
「このペースだと6カ月後に月30万は稼げないぞ…」
「実は自分は騙されてるんじゃないか…」
「このノウハウは自分には向いていないんじゃないか…」
そしてモチベーションがダウンし、
さっさとそのジャンルを諦めてしまいます。
ヘタするとまったく関係ないジャンルに飛びついて、
またイチから辛くて稼げない時期をやり直したりします。
本当にそういう人は多いです。
「ネットビジネスの収入は基本的に尻上がり」
これを覚えておくだけでも、
稼げるようになる可能性はぐっと高まるのではないでしょうか。
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
現在キャンペーン期間中にて上記の書籍(1000円)を無料プレゼント中。
詳細は上記ページにて。
最近の投稿
- 戦略・思考2019.11.30サプリ売ったらすぐに億超えたけど、トラブル続出中
- 旅行記2019.06.12羊と星と酒をめぐる旅@ニュージーランド旅行記
- 旅行記2019.03.31トルクメニスタンの地獄の門、ウズベキスタンの青の都
- 旅行記2018.12.16中世のアパートに泊まり、小麦と酒を食らう日々@イタリア旅行記
この記事へのコメントはありません。