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僕のもとには毎日たくさんのお問い合わせがあるのですが、
僕がいつもため息をつきたくなる質問があります。

それはこんなものです。


「僕は今こんなに大変な状況です」
「これまでこんなに苦労してきました」
「パソコンにもネットにも詳しくない超初心者です」


「こんな私がネットビジネス(アフィリエイト)で
　稼げる確率はどれくらいありますか？？？」


これね、最高にナンセンスな質問だと思います。

まずビジネスはギャンブルじゃないので、
確率論で考えること自体がそもそも間違いです。


商品を売るとか、人を動かすとか、利益を生むとかって、技術なんですよ。
プログラミングとか、楽器演奏とか、医療とか、料理のスキルとかと一緒です。


プログラミングを学んだことがない人は、
そりゃツールなんか作れるわけありません。

ピアノに触ったことがない人が
いきなり人を喜ばせる曲を弾けるわけがありません。

医学を全く知らない人が患者を治せるわけありません。

包丁の持ち方も分からない素人がおいしい料理は作れません。


でも技術は勉強や訓練によって身につけることができます。

きちんとプログラミングを学んでスキルを高めていけば、
いずれ動くツールを作れるようになります。

先生などにピアノを習えば一曲弾きこなすくらいは誰でもできます。

医療を専門的に学べば適切な処方ができるようになり、
病人やけが人を救えるようになります。

料理学校で習ってレシピを覚えれば旦那を喜ばせられる晩御飯が作れます。



ビジネスも基本的には一緒。
セールスもマーケティングも技術であり、科学です。
『成果が出るやり方』をやれば当たり前のように成果がでます。

例えばプロのコピーライターは基本的にいつも同じような
テンプレートを使って売れるセールスレターを作ります。

ジャパネットたかたも馬鹿の一つ覚えのように
同じパターンであらゆる商品を売り続けます。

プロのマーケッターも、売れるパターンを知り尽くしているから
次々とヒット商品を生み出せるのです。


ビジネスが技術であり科学であるなら、
僕らもその理屈を学ぶことで同じ結果を再現できます。


「自分がツールを作れる確率はどれくらいあるだろうか？」
「”ネコふんじゃった”を弾けるようになる確率は何％だろうか？」
「美味しい料理が作れるようになる確率は？」
「アロマテラピーできるようになる確率は？」
「お洒落なインテリアコーディネートができるようになる確率は？」
「ビジネスで稼げるようになる確率は？」


上記のような質問はすべて意味がありません。

知識・技術をまだ身につけていない人は当然結果はでませんし、
知識・技術を一定以上に身につけた人は当たり前のように結果を出せます。

つまり確率の問題ではなく、スキルを身につけるか身につけないかの問題です。


もちろん成長のペースに個人差はありますし、
性格的な向き不向きはあると思います。

また、各分野で本当のトップになろうと思ったら、
努力だけではどうしようもない部分が出てきます。
僕が今からいくら走り込んだってウサイン・ボルトにはなれません。

自分に天与の才があるかどうかはある意味ギャンブルなので、
確率論を用いてもいいでしょう(まぁ何％かなんて誰にも分かりませんが)。


が、「商品が安定的に売れる仕組みを作る」
「本業を超える不労収入を作る」程度の目標であれば、
これはもう天与の才など全く必要なく、
誰でも学習すれば習得できる程度のスキルです。

医者や弁護士になるよりははるかに楽です。
早ければ1年かかりません。

なので確率云々をくよくよ悩む前に、
さっさと勉強して知識と技術を身につけましょう。

稼げるスキルを身につけたら100％稼げますから。


PS.

あともう一つ殿堂入りさせたいアレな質問。

「この教材(講座)を買えば(参加すれば)絶対に私も稼げますか？」


・・・知らんがな(´・ω・`)


「この予備校に通えば絶対志望大学受かりますか？」
「この参考書買えば絶対偏差値65超えますか？」

と同レベルの質問だということを理解してほしいです。

いい教材や講座かどうかは相対評価で判断できますが、
それを用いて実際にスキルを身につけるかどうかはその人次第なので、
僕に訊かれても分かるわけがありません。

スキルが身につくまで努力するつもりがあるのかどうか、
自分の胸に訊いてみてください。



PPS.

最近気になったニュース。

・ロート製薬の｢副業解禁｣が示す本当の意味
http://toyokeizai.net/articles/-/107508

「疲労が蓄積して本業に支障が出るから副業禁止」という論理にウケました。
それなら社員が休日にスポーツするのも旅行するのも禁止した方がいいですね。

そもそも会社ごときが人の終業後の活動について
禁じたり認めたりしようとすること自体おこがましいです。



PPPS.

たまたま入ったバーに珍しいメニューがあったので思わず注文。
カンガルー、クロコダイル、ラクダの串焼き。

白いのがクロコダイル、奥がラクダです。
クロコダイルは淡白で鶏肉みたいな味。
ラクダは歯ごたえがあってなかなか噛み切れませんでした。
カンガルーが柔らかい鹿肉みたいで一番おいしかったですね。



PPPPS.

皿洗い書いてみました。
わりと可愛いかも。

PPPPPS.

中目黒あたりにもう一件部屋借りようと思って
審査申し込んだらまさかの審査落ち。
ネットビジネスの信用低すぎて泣けます…。