マーケッターとして成功するために必要なもの
現在開発中のとあるシステムの開発会議で大阪に行ってきました。
せどり風神とか起業家育成事業等を運営している
加藤さんと共同で進めているプロジェクトです。
途中で美容院ビジネスとかが立ち上がったりして、
計画がのびのびになっていましたが・・・。
ようやく完成のメドがたってきました。
基本的な設計はすでにほぼ完成していて、
あとはバグ取りや必要な機能を追加していくだけの状態。
デモを触らせてもらいましたが、
なかなか面白いものになりそうです。
アフィリエイトとか通販とかやっている人にとっては
画期的なサービスになるかと。
僕自身も完成が待ち遠しくて仕方ありません。
加藤さんはインターン生をプログラマーとして多数受け入れています。
開発会議当日も開発に関わったインターン生が4〜5名参加していました。
ほとんどは理系の京大生ですが、ハーバード大生もいました。
世間的にはまだ無名な会社なのに、
これだけ高学歴インターン生を集められるのはすごいです。
このノウハウだけでも欲しがる会社はいっぱいありそう。
あとマーケッター(マーケティング戦略をたてる人)志望の学生も一人いて、
この日は隅っこで見学していました。
加藤さんの指導のもと、マーケティングの勉強をしているそうです。
近々アフィリエイトもやってみるそう。
ノーリスクで実際に商品を売ってみることができるアフィリエイトは、
実はマーケティングの訓練には最高だったりします。
勉強も大事ですが、やはり自分で商品を売りまくってみるのが近道ですね。
僕は気づいたらアフィリエイトだけじゃなくて、
法人のマーケティングにも関わるようになっていましたが、
個人でやるようなネットビジネスと違って、
リアルビジネスにおけるマーケティングの担当者は
かなり責任が重いなぁと感じます。
マーケティングは主に戦略を担当します。
広告、商品開発、採用、営業などは戦術で、
立案されたマーケティング戦略に従属します。
なので、マーケティングに失敗していたら、
いくら戦術に力を入れても結果を覆すことはできません。
そういう意味ではマーケッターはもっとも
戦犯になりやすい部署だと言えます。
個人でやっているなら失敗しても自分が損するだけで済みますが、
会社組織でやっているとそうもいきません。
目標達成するためにはトライ&エラーが基本なのですが、
リアルビジネスではとにかくお金がかかるので、
エラーを繰り返しているとすぐに破産して、
たくさんの社員が路頭に迷ってしまいます。
それなら失敗しても最小限の被害で済むよう、
コストを抑えながらやればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、
そう単純な話でもありません。
いつまでもローリスク・ローコストにこだわって、
だらだら時間をかけてやっていると、これもまた破産してしまうのです。
特にネックになるのが人件費です。
社員を5〜10人も雇えば、年間数千万単位で人件費がかかります。
1年間成果を出すのが遅くなったらまるまる数千万赤字です。
さらに事務所や店舗等の維持費もかかります。
会社組織のマーケティングをする際には、
限られた期間で成果を出すということも重要になってくるのです。
そのためにはときにリスクを冒す必要も出てきます。
もちろんそこで失敗したらマーケッターの責任です。
マーケッターは素早く、確実に結果を出すことが
要求されるシビアな職業なのです。
(その分成功した時の見返りも大きい、華やかな世界ではありますが)
僕も無駄にたくさんのプレッシャーが引き受けたくはないので、
コンサルやアドバイスをする対象はかなり限定しています。
得意分野以外は正直やりたくないですね。
自由を失いたくはないですし。
ただ、ものすごくやり甲斐があるのも確かです。
自分の立てたプランに従って、
実際に億単位のお金と多数の人員が動くので、
それがうまくいったときの喜びもまたひとしおです。
パソコンの前でアフィリエイトやってるだけでは味わえない感覚ですね。
高い精度で結果を出せるマーケッターになれれば、
当然いろんなところから高報酬で引っ張りだこだし、
自分で起業しても成功する確率は高いので、
金銭的に自由になれる可能性は高いです。
結構尊敬もされる仕事なので、
興味があれば目指してみるのも楽しいと思います。
PS.
限られた時間内で成果を出すためには、
「やらないこと」「力を抜くこと」「こだわらないこと」なども大事ですね。
ようは優先順位をはっきりさせるということです。
会社の資金・人などのリソースは限られているので、
それらをどう配分するかを考えなきゃいけません。
利益につながるからといってあれもこれも全力でやろうとしたら、
結局力が分散して、成果が出るのが遅くなってしまいます。
成果に大きく影響する部分だけに集中して、
その他の部分は必要最小限というのが基本になると思います。
そういう取捨選択はある程度ビジネスや市場に関する知識がないと無理なので、
マーケッターはそれなりの勉強量も必要になります。
あと適切な目標をたてる能力も大事です。
目標設定をミスると、会社が今後行う活動すべてが
無駄になってしまう可能性があります。
加藤さんは目標を立てるとき、よく、
「◯◯市場の市場規模は1000億円で、
そのうち◯◯というジャンルの売上は10%くらいで、
そのうちの10%くらいのシェアを奪うことは現実的だから、
このビジネスは10億円規模のビジネスにはなるだろう」
というような推定をします。
もしあなたが100億円の売上を実現したいなら、
この市場に飛び込むのはそもそも不適切ということになります。
しかし実際は、目標が現実的かどうかを精査せずに、
とりあえず見切り発車してしまう会社がたくさんあります。
すると、数年もの時間とたくさんの労力をかけてから、
「そもそもこれは達成不可能な非現実的な目標だった」ことに気づくという、
笑えない結果になることがあります。
マーケッターや経営者は、単純にビジネスの幅広い知識があったり、
実行力があったりするだけじゃいけません。
常に俯瞰的に、逆算的に、総合的に。
特定の一部にこだわらず、バランスをとりながら戦略を立てることも、
必要不可欠の資質になります。
PPS.
帰りに加藤さんのオススメのお寿司屋さんに寄ってみました。
スティーブ・ジョブズがお忍びで通ったという、
京都のすし岩というお店です。
外人さんがたくさんいました。
ジョブズのサインがありました。
どのネタももっちもちでとろけます。
醤油も少し甘くてコクがある。
人生でトップクラスにうまい寿司でした。
あと串揚げ食べたりしてました。
PPPS.
新システムに搭載する機能についてLINE@で意見を募ったところ、
すぐにたくさんの回答をいただくことができました。
ご協力いただいた方ありがとうございました。
LINE@の反応スピードと反応率には毎度驚かされます。
今後の開発に役立てていきたいと思います。
あと本を書いてみようと思って、最近せっせと執筆していました。
こちらもほぼ完成したので、後は表紙等をデザインするだけという状況。
自由人の始め方みたいな本です。
楽しみにしておいてください^^
PPPS.
埼玉の長瀞岩畳というところへドライブしてきました。
季節外れすぎて誰もいない・・・。
店も何も開いていない・・・。
しかし独占状態だったのである意味良かったです。
石投げして遊んでラーメン食って帰りました。
著者プロフィール
-
小説と音楽と旅行が大好きな30歳。
株式会社GRASP代表。
パチンコ狂の親を持ち、借金まみれの極貧の家庭で育つ。
皿洗いやレジ打ちなど、忙しいアルバイト生活を送る中で、自由を手に入れたいという欲求が抑えがたくなり、就職活動を放棄。
在学中にお金・知識・人脈ゼロの状態でインターネットビジネスで起業。
たった1人&パソコン1台で5年間で約3億円を売り上げる。
現在は働く必要がなくなり、セミリタイア。晴れて自由の身に。
音楽学校に通ったり、創作活動に打ち込んだり、好きな場所へ好きなだけ旅行したりと、趣味中心の生活を送っている。
個人が自由な人生を手に入れるための戦略・思考をブログ・メルマガで配信中。
2015年に電子書籍「自由な人生を手に入れる教科書」を出版し、Amazon総合ランキング1位を獲得。
現在キャンペーン期間中にて上記の書籍(1000円)を無料プレゼント中。
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こんにちは、豊与です。
マーケッターという仕事はよくわからないですが、とてもシビアでやりがいのある世界のようですね。
楽しんで打ち込んでいることが伝わってきました。
頑張ってください(^O^)
こんにちは
長沢真帆といいます。
お寿司、串揚げ美味しそうですね。
私も回らないお寿司屋さんで食べれるようになりたいです。
応援しています。